「お金持ち養成大学」へようこそ。
「ブログはもうオワコンだ」。この言葉は、まるで季節の風物詩のように、毎年、どこからともなく聞こえてきます。
特に最近は、ChatGPTなどの生成AIの登場や、YouTube・TikTokなどの動画メディアの台頭により、「もう人間が文章を書く時代じゃない」と囁かれています。
これからブログを始めようとするあなたは、不安になるかもしれません。
「今から始めても、もう手遅れなんじゃないか?」
結論を言います。 【ブログはオワコンではありません】。
しかし残酷な条件がつきます。
『AIが書けるような“ただの情報”を羅列しただけのブログは、完全に駆逐され、絶滅する』ということです。
この記事は、AI時代における「テキストメディア」の生存戦略と、人間だけが提供できる「独自の価値」について解説する、未来への指針です。
第1章:なぜ「オワコン説」は毎年流れるのか?
まず、なぜこの噂が消えないのかを知りましょう。理由は大きく2つあります。
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【敗者の遠吠え(生存者バイアス)】
ブログは参入障壁が低いため、毎年大量の初心者が参入し、そして「稼げない」と言って脱落していきます。辞めていく9割の人々が「ブログはオワコンだ(自分が稼げなかったから)」と発信するため、ネット上にはネガティブな声が溢れかえるのです。 -
【Googleの進化】
Googleは定期的にアルゴリズムをアップデートし、質の低いサイトの順位を下げます。かつて「楽して稼げる」とされていた、質の低いまとめサイトやコピペブログが一掃されるたびに、その運営者たちが「ブログは終わった」と騒ぐのです。
しかし、冷静に周りを見てください。
あなた自身、今日何かを調べるために、Google検索を使いませんでしたか? 人々が「悩み」を持ち、「答え」を探す行為がなくならない限り、検索エンジンとブログの需要はなくなりません。
第2章:AIに“駆逐される”ブログと“生き残る”ブログ
AI(ChatGPTなど)の登場は、ブログ界に革命を起こしました。
しかし、AIにも「得意なこと」と「できないこと」があります。
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【AIに駆逐されるブログ】=「情報のまとめ」
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「〇〇の意味とは?」「〇〇のメリット3選」といった、正解が決まっている一般的な情報。
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ネット上の情報をツギハギしただけの「コタツ記事」。
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これらは、AIが0.1秒で完璧な答えを出せるため、人間が書く価値は【ゼロ】になります。
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【生き残るブログ】=「体験と一次情報」
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【体験談】:「実際に〇〇に行ってみた」「〇〇を使って失敗した」という、身体性を伴う記録。
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【独自の視点】:「世間はこう言うけど、私はこう思う」という、偏愛や哲学。
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【感情・共感】:喜び、怒り、悲しみといった、AIにはない「体温」のある文章。
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AIは、「行ってきました」「食べてみました」「痛い目にあいました」という嘘をつくことはできますが、そこにはリアリティ(魂)がありません。
これからの時代、価値があるのは綺麗な情報ではなく、泥臭い一次情報だけなのです。
第3章:動画全盛期でもテキストが死なない理由
「でも、これからは動画の時代でしょ?」と思うかもしれません。
確かに、可処分時間の多くは動画に奪われています。しかし、テキストメディアには、動画には絶対に勝てない【機能的な強み】があります。
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【検索性・一覧性】
動画は、知りたい情報に辿り着くまでに時間がかかります(早送りしなくてはならない)。テキストは、目次を見て、知りたい箇所だけを「一瞬で」ピックアップできます。「答えを急ぐ人」にとっては、テキストの方が圧倒的に便利なのです。 -
【自分のペース】
動画は再生速度に縛られますが、テキストは自分の理解度に合わせて、速読したり、熟読したり、立ち止まって考えたりできます。深い思考や学習には、テキストが向いています。
「動画で認知し、ブログで深く学ぶ」。
これからは、動画とテキストが食い合うのではなく、役割分担が進んでいくでしょう。
第4章:学園長が「オワコン」と言われても書き続ける理由
この大学の学園長である私も、ブログを運営している中で「もうブログの時代じゃないよ」と何度も言われてきました。 正直、YouTubeの手軽さや拡散力を見て、心が揺らいだこともあります。
しかし、私は書き続けています。
なぜなら、私自身が何か深い悩みにぶつかった時、最終的に救いを求めるのは、YouTubeの賑やかな動画ではなく、誰かが静かに、真剣に言葉を紡いだ【ブログ記事】だからです。
私が投資で大失敗して絶望した時、救ってくれたのは、同じように失敗し、そこから立ち直った名もなき投資家のブログでした。
その行間から滲み出る「痛み」や「後悔」、そして「再生への意志」は、AIにも動画にも表現できない、テキストだからこそ伝わる【熱量】でした。
AIがどれだけ進化しても、人間の「孤独」や「悩み」を本当に癒やせるのは、同じ痛みを知る人間の「言葉」だけだと信じています。
だから私は、AIには書けない「私の人生」というコンテンツを、これからも言葉にして積み上げていくつもりです。オワコンなのは「質の低いブログ」だけです。
本物の言葉は、いつの時代も、誰かの心を照らす光であり続けるのです。
まとめ:あなたは“AI時代の人間代表”たれ
情報の「処理」や「まとめ」は、AIに任せればいいでしょう。 人間に残された最後の聖域は、「体験すること」「感じること」、そしてそれを「自分の言葉で語ること」です。
今日からあなたは、情報を右から左へ流す転売屋ではありません。 自らの人生というフィルターを通して、世界に一つだけの価値を届ける、AI時代の人間代表なのです。
