「お金持ち養成大学」へようこそ。
あなたはブログ記事を書く時、どのくらいの時間を「タイトル」に使っていますか? 「本文を書くのに3時間、タイトルは最後に3分でチャチャっと決める」。
もしそうなら、あなたは毎月、数千人、いや数万人の読者を、自らドブに捨てているのと同じです。
なぜなら、Webの世界では【タイトルがつまらなければ、中身は存在しないのと同じ】だからです。 検索結果にズラリと並んだ記事の中から、あなたの記事が選ばれる(クリックされる)かどうかは、タイトルの30文字にかかっています。
この記事は、最高品質の記事を書いても読まれない悲劇を終わらせ、読者の指を無意識に動かしてしまう、悪魔的なコピーライティング術の講義です。
第1章:ブログの命運を握る数字【CTR(クリック率)】
SEOにおいて、掲載順位と同じくらい重要なのが【CTR(Click Through Rate:クリック率)】です。
「検索結果に表示された回数のうち、何回クリックされたか」を示す割合です。
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タイトルA:「筋トレの方法について」
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CTR:1% (100人中1人が読む)
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タイトルB:「1日5分で腹筋が割れる! ズボラな私が成功した、科学的に正しい筋トレ術」
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CTR:5% (100人中5人が読む)
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中身が全く同じ記事でも、タイトルを変えるだけで、アクセス数は【5倍】になります。 タイトルとは、記事の内容を説明する「目次」ではありません。
読者を店内に引きずり込むための、強力な【看板(キャッチコピー)】なのです。
第2章:クリック誘発タイトルの「4つの悪魔的スパイス」
ではどうすればクリックされるのか? 人間の脳が抗えない「4つのスパイス」を、タイトルに振りかけてください。
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【数字(具体性)】
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脳は、曖昧な言葉を嫌い、具体的な数字を好みます。
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悪い例:「英語が話せるようになる方法」
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良い例:「3ヶ月でTOEIC800点! 留学なしで英語脳を作る5つのステップ」
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【ベネフィット(利益)】
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「何が書いてあるか」ではなく、「読んだらどうなれるか(得するか)」を書きます。
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悪い例:「新型ロボット掃除機の機能紹介」
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良い例:「もう床掃除はしない! 自由な時間を月10時間生み出す、魔法のロボット掃除機」
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【簡易性(楽したい)】
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人間は怠け者です。「簡単」「すぐできる」という言葉に弱いです。
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キーワード:「初心者でもできる」「完全ガイド」「たったこれだけ」「〇〇するだけ」
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【損失回避(損したくない)】
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人は「得すること」より「損すること」に2倍敏感に反応します(プロスペクト理論)。
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キーワード:「やってはいけない」「9割が間違う」「知らないと損する」「警告」
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第3章:SEOの鉄則「キーワードは左側に寄せろ」
コピーライティングと同時に、Google(SEO)への配慮も忘れてはいけません。 鉄則はたった一つ。
『狙っているキーワードを、タイトルの【左側(最初の方)】に配置する』ことです。
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狙うキーワード:「ブログ 始め方」
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悪い例:「超初心者の私が、苦労の末になんとかWordPressでブログの始め方を解説してみた」
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(キーワードが右すぎて、スマホの検索結果では省略されて見えない可能性がある)
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良い例:「ブログの始め方【完全版】: 初心者でも10分でWordPressが開設できる図解ガイド」
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(左端にあるので、読者もGoogleも「何の記事か」が一瞬で分かる)
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第4章:学園長が「おしゃれタイトル」を捨てた日
この大学の学園長である私も、かつては「タイトル」を軽視していました。 「中身が良ければ伝わるはずだ」と信じ、「ペテルギウスのようになろう…」とか、「春の訪れを感じて…」みたいな、ポエムのようなおしゃれなタイトルをつけて悦に入っていました(今思うと黒歴史です…笑)。
しかしある時、全く読まれない記事のタイトルを、実験的に変えてみたのです。 「投資の心構え」から 「【閲覧注意】投資で9割が負ける理由: あなたの資産を溶かす3つの悪魔とは?」へ。
すると翌日、アクセス解析を見て、「あれ?いつもより読まれてる?」と気づきました。 記事の中身は一文字も変えていないのに、クリックされる回数が明らかに増えていたのです。
「読者は、中身を見る前に、タイトルで全てを判断していたんだ…」
その日以来、私は「作家気取り」を辞めました。
記事を書く時間の半分を使ってでも、読者がクリックしたくなる「看板」を作る。 地味ですが、この意識の切り替えが、ブログを読んでもらうための第一歩でした。
まとめ:あなたは“言葉の魔術師”たれ
タイトルは、読者への招待状です。
どんなに素晴らしいパーティー(記事)を用意しても、招待状が退屈なら、誰も来てくれません。
たった30文字に魂を込め、読者の好奇心を刺激する。
今日からあなたは、ただ記事を書く人ではありません。 言葉の力で人々を振り向かせる、Web上の言葉の魔術師なのです。
