「投資って、何だか難しそうだし、毎日株価をチェックしないといけないんでしょ?」 「お金持ちになるには、特別な才能が必要なんだろうな…」
もしあなたが、そんな風に感じて投資への一歩を踏み出せないでいるのなら、この一冊の本が、その思い込みを痛快に打ち破ってくれるはずです。
お笑い芸人であり、IT企業の役員でもある厚切りジェイソン氏による大ベストセラー**『ジェイソン流お金の増やし方』。本書が多くの人々に衝撃を与え、支持され続けている理由は、その圧倒的な「シンプルさ」と「再現性の高さ」にあります。
この記事では、本書の核心である「誰でも、今すぐ始められる、ほったらかし投資術」を、分かりやすく要約して解説します。
なぜ、厚切りジェイソンは投資をするのか?
本書の冒頭で、ジェイソン氏は問いかけます。 「どうして何もしないの?銀行に預けているだけなんて、お金に働いてもらうチャンスを捨てているのと同じだよ!」
彼の哲学は非常に明快です。 「自分がお金のために働くのではなく、お金に自分のために働いてもらう」 そして、その最も確実で、誰にでもできる方法が**「投資」**である、と。
彼は、自分が一生懸命働いて稼いだお金(彼はこれを「家族」と表現します)を、ただ銀行で眠らせておくのではなく、世界経済という成長の舞台に送り出し、仲間(配当や利益)を連れて帰ってきてもらう。このサイクルを繰り返すことで、資産は雪だるま式に増えていくのです。
ジェイソン流・たった3つのステップ
本書で紹介されているお金を増やす方法は、驚くほどシンプルです。
ステップ1:支出を減らし、投資資金を最大化する
ジェイソン流の第一歩は、投資を始めることではありません。まず、徹底的に支出を見直し、投資に回せるお金(種銭)を最大化させることです。
彼は、見栄のための消費や、満足度の低いものにお金を使うことを徹底的に嫌います。
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毎日同じ服を着る(服を選ぶ時間を節約)
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自販機で飲み物を買わず、水筒を持参する
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不要な飲み会には参加しない
「節約」というと我慢のイメージがありますが、彼にとっては「自分の大切な資産(お金)を、価値のないものと交換しない」という、極めて合理的な判断なのです。
ステップ2:生活防衛資金を除き、残りは全て投資する
支出を最適化して生まれた余剰資金を、投資に回します。 彼が推奨するのは、たった一つの投資先です。
「楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)」
これは、米国のほぼ全ての企業(約4,000社)に、これ1本でまとめて分散投資できる投資信託です。
【なぜ、楽天VTIなのか?】
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米国の成長性:世界経済の中心であり、長年にわたり力強い成長を続けている米国市場全体に投資できるから。
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究極の分散:特定の企業が不調でも、他の企業が成長すればカバーできるため、リスクが低い。
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圧倒的な低コスト:手数料(信託報酬)が極めて低いため、利益が目減りしにくい。
彼は、個別株の分析や、市場のタイミングを計ることは「時間の無駄」であり「プロでも難しい」と断言します。それよりも、手数料の安いインデックスファンドを買い続けることこそが、凡人がプロに勝てる唯一の方法だと説いています。
ステップ3:配当金を再投資し、ひたすら待つ
一度投資を始めたら、あとは「何もしない」こと。これがジェイソン流の真髄です。
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売らない:市場が暴落しても、慌てて売ってはいけません。むしろ、安く買える「バーゲンセール」だと考え、いつも通り買い続けます。
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配当金は再投資する:得られた配当金は使わずに、再び同じファンドの購入にあてます。これにより、利益が利益を生む「複利」の効果を最大限に活かすことができます。
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ひたすら待つ:あとは10年、20年、30年と、世界経済の成長を信じて、ただただ資産が育つのを待つだけです。
まとめ:「芸人でもできた。あなたにできないわけがない」
『ジェイソン流お金の増やし方』が私たちに教えてくれるのは、経済的自由への道が、決して一部の専門家だけのものではない、ということです。
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徹底的に節約し、
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余ったお金を全て低コストのインデックスファンドに入れ、
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あとは何があっても売らずに、ひたすら持ち続ける。
この、あまりにもシンプルで、誰にでも真似できるルールを、ただ愚直に、そして長期間にわたって実行できるかどうか。 それだけが、あなたの経済的な未来を決定づけるのです。
「WHY JAPANESE PEOPLE!? どうしてお金のことを勉強しないの!?」
彼のこの叫びは、私たち日本人が目を背けてきた、しかし、これからの時代を生き抜く上で最も重要な問いかけなのかもしれません。
この本は、あなたを投資の不安から解放し、力強い第一歩を踏み出す勇気を与えてくれる、最高の入門書となるでしょう。
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